引出物は披露宴に出世行きしていただいた人たちに、お礼と感謝の気持ちをこめて贈るものです。
最近は、より個性的なものを、といった傾向にありますが贈られる側に立って喜ばれれる品を選ぶ心配りも大切です。あらかじめ決めておいた予算の範囲内で、できる限りの心のこもった品物を選びましょう。
新潟では五品目と言って五つのお土産を入れるケースが多いようです。
引き出物の内容は「親せき」や「従妹」と、「主賓」では変えた方が良いのかどうかなど色々悩む点も多いのが引き出物です。
参列される方に合わせて選ぶ事がポイントです。
さて、新潟県は全国的にみても引き出物が「重い」地域です、
新潟では五品目とされているのは…
「松の葉」「赤飯」「引き菓子」「籠盛り」「記念品」の5品が言われています。(上越と下越では若干風習も異なるのであしからず…とりあえず新潟版でいきます!)
意外と県外の方と結婚されるケースでこの風習の違いで戸惑う方もいらっしゃるので各家族ごとに確認が必要です。
(県内同士なら問題なし…どちらにしても家族への確認は大切です。)
「松の葉」これはふたりの名刺代わりに入れるものなのですが、多くは風呂敷や手ぬぐい、タオルなどで1000円程度、最近は名前の入った物ならOKになってきているので色々な松の葉が今後も登場しそうです。 | |
「赤飯」新潟では引き出物の定番として有名なのがこの赤飯!(長岡は醤油おこわの場合も…) 地域ごとに豆や調理法が若干異なるこだわりの引き出物が赤飯です。 |
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「引き菓子」結婚式のスタイルや相手によって和菓子も洋菓子もOKなのが引き菓子だ、相場は3000円程度が多いとか… 和洋セットのタイプもあるので確認してみてください。 |
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「籠盛り」食品類で新潟の傾向としては日持ちのするものが多いみたいです。「乾物」「ハム」「鰹節」は結納の時にも飾られる物が入りやすい傾向です。相場的には2000~3000円程度 | |
「記念品」全国的には記念品が引き出物のメインとなるケースが多いです。ふたりの想いの詰まった物や実用的なものなど選択肢が多岐にわたる。 食器や花器などが定番です、カタログギフトが一時全盛だったが最近は参列者一人一人に会う物を選ぶ方も多い様です。約5000円が平均ざっと平均金額を足していくと…一人当たり13000円位になる事から、力を入れるポイントを変えているケースが多いと思います。 新潟県の引き出物金額の平均は6000円 |
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※ | この他にも三条燕エリアでは紅白まんじゅうを付ける風習が有ったり、上越などでは「かまぼこ」…やっぱり赤白のお祝カラーが選ばれている! 長岡方面ではタイ(鯛)の形のまんじゅうなんて話も… この鯛まんじゅうは大小あるそうです。 |